「iPhoneの画面が割れたけれど、修理の値段はいくらかかるのだろう」「バッテリー交換の値段は正規と非正規でどれくらい違う?」——修理を検討するとき、まず気になるのが値段です。iPhoneの修理費用は依頼先・症状・機種の3条件で決まり、同じ画面修理でも2万円台から7万円台まで開きがあります。この記事では、iPhone修理の値段をトラブル別・機種別に整理し、AppleCare+による割引、費用を抑えるコツ、そして「修理と買い替えのどちらが得か」を判断する目安まで、2026年時点の情報をもとに解説します。
iPhone修理の値段は「どこで直すか」で大きく変わる
iPhone修理の値段を左右する最大の要素は、依頼先です。主な選択肢は次の4つで、同じ症状でも支払う金額はまったく異なります。
| 依頼先 | 値段の傾向 | 部品 | Apple保証 |
|---|---|---|---|
| Apple正規(直営店・正規サービスプロバイダ) | 高い | 純正部品 | 継続する |
| キャリアの修理受付 | 正規料金+事務手数料 | 純正部品 | 継続する |
| 非正規の修理店 | 正規の半額〜3分の1程度 | 互換部品が中心 | 対象外になる |
| 自分で交換(DIYキット) | 最も安い | 互換部品 | 対象外になる |
値段だけを見れば自分で交換するのが最安ですが、防水性能の低下や故障の悪化といったリスクを自己負担することになります。反対にApple正規修理は値段が高い一方、純正部品と保証の継続という安心が得られます。依頼先ごとの向き・不向きはiPhone修理はどこがいいかを比較した記事でも詳しく整理しています。
【トラブル別】iPhone修理の値段相場一覧
症状によって交換する部品が異なるため、値段の相場も変わります。代表的なトラブル別のおおよその目安をまとめました(2026年時点・機種により変動します)。
| 修理内容 | Apple正規(保証外) | 非正規店の目安 |
|---|---|---|
| 画面割れ(ディスプレイ交換) | 約23,800〜74,800円 | 約8,000〜25,000円 |
| バッテリー交換 | 約14,500〜21,800円 | 約4,000〜9,000円 |
| 背面ガラス割れ | 本体交換扱いになる場合があり高額 | 約8,000〜20,000円 |
| 水没・浸水 | 本体交換になることが多い | 約6,000〜20,000円(成否は状態次第) |
| 充電できない(コネクタ交換) | 本体交換扱いになる場合あり | 約6,000〜13,000円 |
| カメラ・スピーカー等の部分修理 | 約20,000円〜 | 約7,000〜18,000円 |
注意したいのは、Apple正規修理では「部品交換」ではなく「本体交換(リフレッシュ品との交換)」になるケースがある点です。水没や基板の故障がこれに当たり、その場合の値段は画面修理より高くなることが一般的です。
【機種別】画面修理・バッテリー交換の値段
Apple正規修理の値段は機種ごとに定められており、新しく画面が大きいモデルほど高額になります。保証対象外の場合の目安は次のとおりです。
| 機種 | 画面修理(税込・概算) | バッテリー交換(税込・概算) |
|---|---|---|
| iPhone 16 Pro / Pro Max | 約64,800〜74,800円 | 約21,800円 |
| iPhone 15 / 14 シリーズ | 約47,800〜74,800円 | 約18,800円 |
| iPhone 13 / 12 シリーズ | 約32,800〜47,800円 | 約14,500円 |
| iPhone 11 / XR / XS / X | 約23,800〜37,800円 | 約14,500円 |
| iPhone SE(第2・第3世代) | 約23,800〜32,800円 | 約14,500円 |
実際の請求額は機種と症状の組み合わせで決まるため、依頼前にApple公式のiPhone修理サービスページでお使いのモデルの見積もりを確認しておくと確実です。画面だけをより詳しく比較したい方はiPhone画面割れ修理の費用相場を、バッテリーの値段の内訳はiPhoneバッテリー交換の費用ガイドをご覧ください。
AppleCare+や保証があると値段はどう変わる?
保証に加入しているかどうかで、支払う値段は劇的に変わります。加入者が見落としがちなポイントを整理します。
- AppleCare+加入中:画面の損傷は1回あたり3,700円などの定額サービス料で修理できるケースがあります(機種・損傷内容により変動)。
- バッテリー:AppleCare+加入中で最大容量が80%未満に低下している場合、無償交換の対象になることがあります。
- メーカー保証(購入から1年):自然故障は無償ですが、落下・水没などの過失による損傷は対象外です。
- キャリアの補償サービス:月額料金と自己負担額が別途かかるため、トータルの支払額で比較しましょう。
ここがポイント
修理を申し込む前に、まず「設定」→「一般」→「情報」から保証状況を確認しましょう。AppleCare+が残っていることに気づかず、非正規店で全額自己負担してしまうのはよくある失敗です。詳しい保証内容はApple公式のAppleCare+ページで確認できます。
iPhone修理の値段を安く抑える5つのコツ
同じ症状でも、進め方しだいで支払う値段は変えられます。実践しやすい順に紹介します。
- 複数の見積もりを取る:非正規店は店舗ごとに料金が違います。同じ機種でも数千円の差が出ることは珍しくありません。
- 症状を絞って依頼する:「画面だけ」「バッテリーだけ」と範囲を限定すると、本体交換扱いを避けられる場合があります。
- 配送修理を使う:Apple正規の配送修理は店頭と同じ料金です。近くに店舗がなくても値段は変わりません。
- 放置しない:ひび割れを放置すると浸水やタッチ不良に発展し、結果的に高くつきます。
- 保証の残りを先に確認する:加入していれば数万円が数千円になることもあります。
注意
極端に安い非正規店では、品質の低い互換部品が使われていたり、修理後の保証が付かないことがあります。値段だけでなく「保証期間」「使用部品」「作業実績」を必ず確認しましょう。また、修理内容によってはデータが初期化されることもあるため、預ける前のバックアップは必須です。リスクの詳細はiPhone修理でデータは消えるのかを解説した記事で確認できます。
修理と買い替え、値段で判断する損益分岐
修理の値段が高額になるほど、「直すより買い替えたほうが得では?」という判断が現実味を帯びてきます。目安となる基準は次のとおりです。
| 状況 | おすすめの選択 | おおよその出費 |
|---|---|---|
| 修理費が中古相場の半額未満・他は快調 | 修理する | 4,000〜25,000円 |
| 修理費が中古相場の半額以上 | 買い替えを検討 | 中古なら30,000円前後〜 |
| 複数箇所が故障している | 買い替え | 修理を重ねるより割安 |
| 発売から5年以上・OSサポート終了 | 買い替え | 部品供給終了のリスクあり |
たとえばiPhone 12の画面修理をApple正規に依頼すると3万円台になることがありますが、同じ予算で状態の良い中古のiPhone 13へ乗り換えられる場合もあります。値段だけでなく「あと何年使うか」も含めて判断しましょう。
iPhone修理の値段に関するよくある質問
Q. 見積もりだけでも料金はかかりますか?
A. Apple正規サービスでは診断は基本的に無料で、修理を承諾した場合に料金が発生します。非正規店も見積もり無料の店舗が多いですが、事前に確認しておくと安心です。
Q. 非正規店で修理すると、その後Apple正規で修理できなくなりますか?
A. 純正以外の部品が使われている場合、Apple正規での修理を断られることがあります。将来的に正規修理や下取りを考えているなら、最初から正規を選ぶほうが無難です。
Q. 中古で買ったiPhoneも正規修理できますか?
A. できます。ただしメーカー保証期間を過ぎていることが多く、その場合は保証対象外の料金が適用されます。ネットワーク利用制限がかかっている端末は、事前に各キャリアの確認サイトで状態をチェックしておきましょう。
まとめ
iPhone修理の値段について、押さえておきたいポイントを整理します。
- 値段は「依頼先」「症状」「機種」の3条件で決まり、画面修理は約8,000円〜74,800円と幅が大きい
- Apple正規は高いが純正部品と保証継続、非正規は安く早いがApple保証の対象外になる
- AppleCare+加入中なら画面修理が3,700円程度で済むこともあるため、まず保証状況を確認する
- 複数見積もり・症状の絞り込み・早めの修理が、値段を抑える有効な手段
- 修理費が中古相場の半額を超えるなら、買い替えのほうが結果的に得になることもある
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