「iPhoneを買い替えたいけれど、モデルが多すぎて違いがわからない」——そんなときに役立つのがiPhone 比較表です。ただし、スペックの数字だけを並べた比較表を眺めても、実際にどれを選ぶべきかは見えてきません。大切なのは「自分の使い方に効く項目だけを読む」ことです。
この記事では、中古iPhone専門店として日々端末を検品しているfab mobileが、2026年7月時点の中古相場を含めたiPhone比較表を掲載します。スペック一覧・サイズ比較・用途別の早見表という3種類の比較表を用意したうえで、比較表だけでは判断できない落とし穴も正直にお伝えします。読み終わったときに、候補が2〜3機種まで絞れている状態を目指しました。
iPhone比較表を見るときにチェックすべき5項目
Appleは公式のiPhone比較ページで数十項目のスペックを公開していますが、一般的な使い方であれば、実際に体感差が出るのは次の5項目にほぼ集約されます。
- チップ(SoC):処理速度と「あと何年OSアップデートが届くか」を左右する最重要項目です。
- ディスプレイの種類とサイズ:LCD(液晶)かOLED(有機EL)かで、暗所での見やすさや黒の締まりが変わります。
- バッテリー最大容量:中古では新品時容量に対する劣化率が表示されます。80%以上が実用の目安です。
- 充電端子:iPhone 15以降はUSB-C、iPhone 14以前はLightningです。手持ちのケーブルや車載機器との相性に直結します。
- カメラ構成:超広角の有無、そして望遠が必要かどうか。画素数の大小より構成の差のほうが体感に響きます。
ここがポイント
中古iPhoneを選ぶ際は、チップ世代が「OSサポートの残り年数」の目安になります。iOS 26では、A12搭載のiPhone XS/XRがアップデート対象外となり、A13搭載のiPhone 11・iPhone SE(第2世代)以降が対応機種となりました。長く使うつもりなら、できるだけ新しいチップ世代を選ぶのが安全策です。
【2026年7月版】iPhone比較表|スペック・中古相場一覧
中古市場で流通量が多い11機種を、iPhone比較表として一覧にまとめました。中古相場は状態「良好」〜「美品」クラス、SIMフリー・128GB前後を想定した2026年7月時点の目安です。実際の価格は在庫状況や外装ランクによって上下します。
| モデル | チップ | 画面 | 端子 | 中古相場の目安 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone SE(第2世代) | A13 | 4.7型 LCD | Lightning | 1.2〜2.0万円 |
| iPhone 11 | A13 | 6.1型 LCD | Lightning | 2.0〜3.0万円 |
| iPhone SE(第3世代) | A15 | 4.7型 LCD | Lightning | 2.5〜3.5万円 |
| iPhone 12 mini | A14 | 5.4型 OLED | Lightning | 2.8〜4.0万円 |
| iPhone 12 | A14 | 6.1型 OLED | Lightning | 3.5〜5.0万円 |
| iPhone 13 mini | A15 | 5.4型 OLED | Lightning | 4.0〜5.2万円 |
| iPhone 13 | A15 | 6.1型 OLED | Lightning | 4.5〜6.0万円 |
| iPhone 14 | A15(5コアGPU) | 6.1型 OLED | Lightning | 5.5〜7.0万円 |
| iPhone 15 | A16 | 6.1型 OLED | USB-C | 7.0〜8.5万円 |
| iPhone 16e | A18 | 6.1型 OLED | USB-C | 6.0〜7.5万円 |
| iPhone 16 | A18 | 6.1型 OLED | USB-C | 9.0〜10.5万円 |
この比較表で目を引くのは、iPhone 14とiPhone 15のあいだにある1.5万円前後の価格差です。ここはLightningからUSB-Cへ切り替わる境界線でもあり、「充電環境をまとめたいか」で判断が分かれるポイントになります。iPhone 12とiPhone 13の細かな違いが気になる方は、iPhone12と13どっちを買うべきかの徹底比較もあわせてご覧ください。
サイズ・重さのiPhone比較表|片手操作で選ぶなら
スペック表では見落とされがちですが、毎日の満足度に最も直結するのは本体サイズです。同じ「6.1型」でも、世代によって縦横比や重量は異なります。
| タイプ | 該当モデル | 重さの目安 | 片手操作 |
|---|---|---|---|
| コンパクト(4.7型) | SE(第2・第3世代) | 約144g | とてもしやすい |
| 小型OLED(5.4型) | 12 mini/13 mini | 約135〜141g | しやすい |
| 標準(6.1型) | 11/12/13/14/15/16/16e | 約170〜194g | やや慣れが必要 |
意外に思われるかもしれませんが、5.4型のminiシリーズは4.7型のSEより軽量です。画面は大きいのに軽い、という組み合わせは現行ラインナップにはありません。歴代モデルの実寸を細かく確認したい場合は、iPhoneの大きさ比較と片手で使えるモデルの選び方で世代ごとの寸法を一覧にしています。
用途別おすすめ早見表|あなたに合うiPhoneはどれ?
スペックの優劣ではなく「何に使うか」から逆算した比較表です。予算と用途が交差するところに、あなたの候補があります。
| こんな方に | 第1候補 | 次の候補 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 通話・LINE・地図が中心 | iPhone 11 | SE(第2世代) | 2万円台から。日常操作は十分快適 |
| コスパ最優先 | iPhone 12 | SE(第3世代) | OLED・5G対応で価格が落ち着いた |
| 写真をよく撮る | iPhone 13 | iPhone 14 | センサーシフト手ぶれ補正で夜景が安定 |
| 5年は使いたい | iPhone 16e | iPhone 15 | 最新チップ世代+USB-C |
| 小さい端末が好き | iPhone 13 mini | iPhone 12 mini | 軽量で片手操作が快適 |
なお、バッテリーの持ち時間を最優先したい方は、画面サイズが大きいモデルのほうが物理的に有利です。歴代モデルの持ち時間の傾向はiPhoneバッテリー持ちランキングで整理しています。SEシリーズ内で迷っている場合は、iPhoneSE比較|第1〜3世代どれがいいもご確認ください。
比較表だけで決めると失敗する3つの落とし穴
ここからは、比較表では見えない部分の話です。中古端末では、スペック以上に「その1台の状態」が満足度を決めます。
- バッテリー最大容量が表に載らない:同じiPhone 13でも、最大容量が95%の端末と82%の端末では体感が大きく違います。購入前に必ず数値を確認し、可能なら交換済みの端末を選びましょう。
- ネットワーク利用制限のリスク:前所有者の分割支払いが滞ると、通信が止まる「赤ロム」になる可能性があります。各キャリアの判定サイトで確認できる番号(IMEI)を、購入前に必ずチェックしてください。
- 修理歴と純正部品の有無:非純正部品で画面交換された端末は、明るさの自動調整やTrue Toneが機能しない場合があります。
注意
フリマアプリの個人出品は価格が魅力的ですが、動作保証や返品対応がない点はリスクです。一方、Apple認定整備済製品は1年保証が付く反面、対象機種が限られ在庫も流動的です。中古専門店は保証と選択肢のバランス型といえます。ご自身がどのリスクなら受け入れられるかで、購入先を選ぶのが失敗しないコツです。
iPhone比較表に関するよくある質問
Q. 比較表で「A15」と「A15(5コアGPU)」があるのはなぜ?
A. iPhone 14に搭載されたA15は、iPhone 13のA15よりGPUコアが1つ多い仕様です。日常操作での差はわずかですが、ゲームや動画編集では有利になります。
Q. 5G対応かどうかは比較表で重要ですか?
A. iPhone 12以降が5G対応です。ただし4Gでも動画視聴やSNSは快適に使えるため、5Gエリア外にお住まいの方は優先度を下げても問題ありません。
Q. ストレージは何GBを選ぶべき?
A. 写真と動画が中心なら128GBが基準です。64GBモデルはiCloudの併用を前提に考えてください。同じモデルでも容量差で1万円前後変わるため、比較表の相場は容量をそろえて見比べることが大切です。
まとめ|iPhone比較表は「使い方」から逆算して読む
今回のiPhone比較表の要点を整理します。
- チェックすべきはチップ・画面・バッテリー・端子・カメラ構成の5項目に絞ってよい
- 2026年7月時点で「価格と性能の折り合い」が最も良いのはiPhone 12〜13の価格帯
- 長く使う前提ならA18世代(iPhone 16e)が有力。USB-Cへの移行もiPhone 15が境界線
- サイズは体感差が大きい項目。5.4型のminiは4.7型のSEより軽い
- 比較表に載らないバッテリー最大容量・ネットワーク利用制限・修理歴の確認が中古選びの本番
比較表で候補を2〜3機種に絞ったら、次は実機の状態を見て決める段階です。同じモデル名でも、検品の丁寧さによって使い心地は変わります。
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