iPhone活用テクニック

iPhone 13の中古SIMフリーは当たり外れがある|ロック混在世代の見分け方

iPhone 13の中古SIMフリーは当たり外れがある|ロック混在世代の見分け方|fab mobile

格安SIMに乗り換えたいからiPhone 13の中古をSIMフリーで買いたい——そう決めて商品ページを見比べると、同じiPhone 13なのに「SIMフリー」「docomo版(SIMロック解除済)」「au版」と表記がバラバラで、どれを選べばいいのか分からなくなります。実はiPhone 13は、キャリアのSIMロックが原則禁止になる時期をまたいで売られた機種で、同じ型番でもロックの有無が個体ごとに違います。ここでは、その混在がなぜ起きるのか、商品ページのどこを見れば安全な個体を選べるのか、そしてiPhone 13の中古SIMフリーを買うときにSIMより先に効いてくる要素を順に整理します。

iPhone 13は「SIMロックあり・なし」が混ざった最後の世代

iPhone 13シリーズが発売されたのは2021年9月。携帯大手のSIMロックが原則として禁止されたのは同年秋で、各社が新規販売分のロックをやめた時期もわずかにずれていました。つまりiPhone 13は、ちょうどその境目にかかった機種です。発売直後にキャリアで売られた個体にはロックがかかっているものがあり、その後に売られた個体は最初からロックなし。中古市場ではこの両方が混ざって流通しています。

ロックがかかっていても、購入元のキャリアで解除手続きをすれば他社のSIMで使えるようになります。ただし手続きが必要な個体と不要な個体が同じ「iPhone 13」として並んでいる以上、表記を鵜呑みにせず自分で確かめるのが確実です。キャリア版・SIMロック解除版・SIMフリー版がそもそもどう違うのかは、SIMフリーiPhoneとキャリア版・SIMロック解除版の違いで整理しています。

ここがポイント

iPhone 14以降は国内版がすべてSIMフリーですが、iPhone 13は「見た目では判断できない世代」です。型番や色ではなく、必ず個体ごとに状態を確認してください。

商品ページの表記より、本体設定とIMEIで確かめるほうが早い

iOS 14以降のiPhoneには、SIMロックの状態を表示する項目があります。「設定」→「一般」→「情報」を下にたどるとSIMロックという欄があり、ここが「SIMロックなし」であればロックは解除済み、または最初からかかっていない個体です。実機を触れる店舗ならこの1画面で判断できます。

通販で実機を触れない場合は、出品者にIMEI(15桁の端末識別番号)を確認し、各キャリアが公開しているネットワーク利用制限の照会ページで判定を調べます。「○」なら制限なし、「△」は分割払いが残っている状態、「×」は既に通信が止められている状態です。SIMフリーであっても「×」の端末は通話・通信ができないため、SIMロックの有無とネットワーク利用制限は必ずセットで確認してください。手順そのものは機種を問わず共通なので、iPhoneのSIMフリー確認方法4選にまとめたチェックの流れがそのまま使えます。なお解除手続き自体の説明はAppleのSIMロック解除に関する公式サポートページが分かりやすくまとまっています。

iPhone 13を選ぶなら、eSIMを2回線使える点は押さえておきたい

iPhone 13がiPhone 12以前と明確に違うのが、eSIM(本体に書き込むデジタルのSIM)を2つ同時に有効化できる点です。iPhone 12以前は「物理SIM1枚+eSIM1つ」までですが、iPhone 13以降は「eSIM2つ」という組み合わせが選べます。

これは中古を安く運用したい人には実用的な差になります。たとえばデータ通信は格安SIMのeSIM、通話番号は別会社のeSIM、といった分け方ができ、物理SIMトレイを使わずに2回線を切り替えられます。海外用のプリペイドeSIMを一時的に足すのも簡単です。SIMフリーのiPhone 13を選ぶ動機として、単に「安い中古」以上の価値がここにあります。

SIMフリーかどうかより、価格差を生むのはバッテリーの状態

iPhone 13は発売から4年以上が経った機種です。SIMまわりが問題なくても、バッテリーが弱っていれば実用性は大きく落ちます。中古を選ぶときは「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で表示される最大容量を確認し、80%以上を目安にしてください。80%を下回るとAppleの基準でも交換推奨の扱いになります。

交換する場合の費用は、Apple正規のバッテリー交換で約14,500〜21,800円(機種により異なる)、非正規の修理店で約4,000〜9,000円が目安です。本体が4万円台の機種に正規交換で2万円近くかけるかどうかは、購入前に考えておく価値があります。逆にいえば、バッテリー交換済みと明記された個体は、表示価格が数千円高くてもトータルでは割安になることがあります。

注意

最大容量の数値は、非純正バッテリーに交換されている個体では表示されないか、「重要なバッテリーメッセージ」が出ることがあります。数値が見当たらない出品は、理由を確認してから判断してください。

iPhone 13中古SIMフリーの価格の目安

モデル 容量 中古の目安
iPhone 13 128GB 38,000〜57,000円
iPhone 13 mini 128GB 31,000〜47,000円
iPhone 13 Pro / Pro Max 128GB〜 相場変動が大きいため公式ショップの在庫価格を参照

2026年8月時点の実売中心価格をもとにしたレンジです。幅があるのはランク(傷の程度)と容量、そしてバッテリー残量の差によるもので、同じ「iPhone 13 128GB SIMフリー」でも状態次第でこれだけ動きます。相場より極端に安い個体は、ネットワーク利用制限が「△」だったり、バッテリーが70%台だったりと理由があるのが普通です。容量やカラーも含めた選び方全体は、iPhone13中古のおすすめと選び方で詳しく解説しています。

入荷したiPhone 13を検品していて分かること

fab mobileでiPhone 13を仕入れて検品していると、キャリア刻印のある個体でもSIMロックなしと表示されるものが実際に一定数あります。逆に「SIMフリー」と書かれて仕入れた個体に解除手続きが済んでいないものが混ざることもあり、表記だけでは判断できないというのが現場の実感です。

また、外装がきれいな個体ほどバッテリーが弱っている、という逆転もよく起こります。丁寧に使われた端末は落下傷が少ない一方で、毎日充電されて充放電回数が積み上がっているためです。見た目のランクと電池の持ちは別物として見たほうが、iPhone 13の中古選びでは失敗が減ります。

まとめ

  • iPhone 13はSIMロック規制の境目に発売されたため、キャリア版にロックあり・なしが混在する
  • 「設定」→「一般」→「情報」のSIMロック欄と、IMEIによるネットワーク利用制限の照会を必ずセットで確認する
  • iPhone 13以降はeSIMを2回線同時に使えるため、格安SIMとの組み合わせの自由度が高い
  • バッテリー最大容量は80%以上が目安。交換費用は正規で約14,500〜21,800円、非正規で約4,000〜9,000円
  • iPhone 13 128GBの中古は38,000〜57,000円が目安。極端に安い個体は必ず理由を確かめる

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